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CentOS6.3にAwesomeWMを導入した際の備忘録

インストール
現在(2012.11.16) awesomeにはバージョン2系と3系があり、3系のFedora向けRPMパッケージが

http://repos.fedorapeople.org/repos/thm/awesome/

で提供されていますが、CentOS6にインストールしようとすると各種ライブラリのバージョンが低いと怒られてしまったので、今回2系を導入することにしました。

  1. 本家サイトより2系のtar.gzをダウンロード
  2. 適当なディレクトリに解凍
  3. 「./configure」実行→失敗
  4. 必要なライブラリを指定されるので、yumでそれぞれインストール
  5. 「./configure」実行→成功
  6. 「make」実行
  7. 「make install」実行
awesomeをデフォルトのウィンドウマネージャにする
  1. /etc/inittabを修正してランレベル3にする
  2. ホームディレクトリに「.Xclients」ファイルを作成する
  3. 「.Xclients」の内容を下記のように記述する。

    #!/bin/sh
    exec awesome
    exit 1

  4. 「~/.bashrc」に下記を記述する

    if [ -z "$DISPLAY" ] && [ $(tty) = /dev/tty1 -o $(tty) = /dev/vc/1 ]; then
        startx
    fi
awesomeを日本語表示にする
「.Xclients」に下記を記述する。

export LANG=ja_JP.UTF8
awesomeで日本語入力を出来るようにする
「.Xclients」に下記を記述する。

export XMODIFIERS="@im=ibus"
export GTK_IM_MODULE="ibus"
export QT_IM_MODULE="xim"

ibus-daemon -d -x &
imsettings-start &
時計を表示する

バージョン2系のawesomeの設定は~/.awesomercファイルで行いますが、同じバージョン2系でもバージョンによってこのファイルの記述方法に差異があるようです。
今回は本日(2012.11.16) 時点で最新の2.3.6で設定を行っています。

「.awesomerc」の編集
  1. 標準のステータスバーを画面上部から下部に移動する(お好みで)

    「statusbar mystatusbar」内の「position = "top"」を「position = "bottom"」に変更する。

  2. 時計表示用のステータスバーを画面上部に設定

    以下の記述を追加する。

    statusbar substatusbar
    {
        position = "top"
        height=25
        emptybox space
        {
            width = "10"
        }
        textbox tb_stat
        {
            # 時計の文字色をお好みで
            style{ font = "sans 11" fg = "#EFEFEF"}
            text=""
        }
    }

時計表示用のシェルの準備
  1. 「~/awesome-substatusbar.sh」を下記の内容で作成する。

    #!/bin/bash

    while true
    do
        echo "0 widget_tell substatusbar tb_stat text `date '+%Y/%m/%d (%a) %H:%M'`" | awesome-client
        sleep 1
    done

時計表示用のシェルの実行
  1. 「.Xclients」に下記を記述する。

    ./awesome-substatusbar.sh &

アプリケーション起動用のアイコンをステータスバーに追加する

上で「.awesomerc」に追加した「statusbar substatusbar」部分に下記を追記する。
ここではWebブラウザChrome起動用のアイコンを作成しています。

iconbox chrome
{
    #表示用のアイコン画像(ここではchromeの公式サイトよりダウンロードしてきた画像を指定しています)
    image = "/home/user/icon/chrome-32.png"
    mouse
    {
        button = "1"
        command = "spawn"
        arg = "exec chrome %U"
    }
}

画面のデザイン色を変える

「.awesomerc」の「styles」部分で画面全体の各色を設定します。
私は次のように変更してみました。

styles
{
    normal
    {
        font = "sans 8"
        fg = "#D6D6D6"
        bg = "#336600"
        border = "#555555"
    }
    focus
    {
        fg = "#000000"
        bg = "#535d6c"
        border = "#535d6c"
    }
    urgent
    {
        fg = "#111111"
        bg = "#ff4500"
    }
}

タスクトレイを表示する

バージョン2系ではタスクトレイが標準で準備されていませんので、「stalonetray」で別途実装します。
  1. http://stalonetray.sourceforge.net/ よりstalonetrayのtar.bzをダウンロードする。
  2. 適当なディレクトリに解凍
  3. 「./configure」実行
  4. 「make」実行
  5. 「make install」実行
  6. 「.Xclients」に下記を記述する。

    stalonetray --geometry 5x1-3+0 &

タスクトレイに無線LANの接続状況を表示する

「.Xclients」に下記を記述する。

nm-applet &

タスクトレイにノートパソコンのバッテリー状態を表示する

「.Xclients」に下記を記述する。

gnome-power-manager &

タスクトレイにボリューム(音量)コントロールを表示する

「.Xclients」に下記を記述する。

gnome-volume-manager &

awesomeでwmvなどの動画ファイルを再生する

rpmforgeからvlcプレーヤーをインストールします。

  1. 下記コマンドを実行する
    yum -y install yum-plugin-priorities

  2. 「/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo」の[base]~[extras]のセクションへ「priority=1」を追加する。

  3. テンポラリディレクトリで下記のコマンドを実行する

    wget http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.2-2.el6.rf.i686.rpm
    rpm -ivh rpmforge-release-0.5.2-2.el6.rf.i686.rpm
    yum -y update rpmforge-release
    yum install –enablerepo=rpmforge vlc
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